鹿児島県は2日、土砂災害の恐れがある地域や場所を記した「土砂災害警戒区域マップ」のスマートフォン版の運用を始めた。衛生利用測位システム(GPS)を使い、利用者の現在地が地図上に表示され、近くの災害リスクを知ることができる。
パソコン版と同様、土砂災害警戒区域を黄色、危険度の高い特別警戒区域を赤色で表示。各区域をタップすれば、急傾斜地の崩壊や土石流、地滑りなど想定される災害情報が閲覧できる。住所検索機能を使えば、居住地域や勤務先の危険箇所を探すことができる。
砂防課によると、5月19日時点の県内の土砂災害警戒区域は2万3336カ所で全国8番目に多い。星野久史課長は「大雨時に避難先の危険箇所を把握するのにも役立つ。多くの人に活用してほしい」と話した。
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https://www.sabomap.jp/smartphone/kagoshima/