新型コロナ病床確保計画、7段階から4段階に見直し 鹿児島県 

2023年10月3日 10:21

 鹿児島県は2日、新型コロナウイルス患者の入院受け入れのための病床確保計画を見直したと発表した。感染者の病床使用率によって7段階あったフェーズは、入院患者数に応じた4段階に変更した。1日から。

 これまで県の裁量でフェーズを設けていたが、国が示した目安に対応した。最大722床あった確保病床は最大368床に縮小、重症と酸素投与が必要な中等症の患者に重点化する。入院患者が505人未満はゼロ床(フェーズゼロ)、505人に達したら62床(同1)、758人で251床(同2)、1212人で368床(同3)となる。

 2日時点の県内の入院患者は284人。フェーズゼロでも10月中は病床を確保できる経過措置を国が示しており、県は10月中、少なくとも62床を確保する。

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