曽於市教育委員会が指定するNIE研究校の岩南小学校(宮元龍己校長)で5月21日、教職員へ向けたNIEの校内研修会が開かれ、講師として呼ばれました。参加した8人の先生はメモを取りながら、他の教育委員会の取り組みや、学校での新聞の使い方などを学びました。
先生方一人ひとりに「小学生用のガイドブック」(日本新聞協会発行)を差し上げたところ、子どもたちの好奇心の目をどう引き出せるか、授業にどう生かせるか、興味津々に見入っていました。小一時間の研修の中で「ひろばの投稿は何日くらいでボツになるのか」「子供のうたもメール投稿にして」などの質問がでました。
同小は「表現力や発言力」の取り組みとして、新聞に興味を持つ指導を宮元校長や久保昌意教諭らが中心になって積極的に取り入組み、昨年度は生徒全員10人が南日本新聞の「ひろば欄」に投稿し掲載されるなど、実績を残しています。
県のNIE実践校ではありませんが、曽於市教委のNIE研究校として、NIEの現状を学び、新聞活用の工夫や提案に向けて研さんされています。南日本新聞読者センターも一緒になって取り組んでいきたいと思っています。
(上ノ園 弘)