神村学園初等部よむのび教室1新聞活用に関する協定を結んでいる神村学園(いちき串木野市)で7月24日、初等部の1-3年生49人に45分、4-6年生46人に60分、新聞を使った授業をしました。ひらがなの言葉探しをすると、子どもたちは目を輝かせて新聞をめくり、熱中しました。

1-3年生にはまず、新聞のどのページでもいいから、自分の名前をひらがなで見つけて、という問題を出しました。2年生はカタカナを1つ、3年生は2つ入れることも条件にしました。すると、子どもたちは言葉探しに没頭。5分もすると見つけたという子が出てきて、発表してくれました。

続いて、1面の中から「る」と「た」のひらがなを探すという問題。これは探すにあたってヒントがあるのがわかりますか? そうです、これは文末に出てくる言葉です。新聞表記は通常、です・ます調を使わないので、文末は簡潔に「~する」「~した」といった表記が多くなります。「る」「た」が多いというわけです。制限時間2分で探してもらいましたが10個以上見つけた子が10人、最高は16個でした。ヒントに気づいた子もいました。

神村学園初等部よむのび教室24-6年生は当日の新聞をめくって気になる記事をスクラップし、感想をまとめてもらいました。イラクでのテロの記事を取り上げ、平和の大切さを感じた子、投稿欄「若い目」の高校生がつづった「部活を通じて学んだ続けることの大切さ」に共感した子がいました。書き終わった後はみんなの前で発表もしました。

中学入試に出た時事問題クイズもしました。「東日本大震災時にトモダチ作戦を実施した国」「放射能量が高い場所のことをカタカナで何と言う?」という難問にも正解者がすぐ出ました(答えはそれぞれ「アメリカ合衆国」「ホットスポット」)。

これに先だつ7月13日は、初等部の保護者約80人に家庭教育の重要性について90分話をしました。「1日3分で学力アップ 親子で賢く新聞活用」という日本新聞協会発行のパンフを配布。知っている言葉に○をつけたりする活用の具体例を紹介しました。知育の面で新聞はお役に立てること、学習に関して親子で質問し合ったことは記憶に定着しやすいという対話の重要性もお伝えしました。

(角倉 貴之)