末吉小学校(曽於市)よむのび教室末吉小学校(曽於市)で7月22日、先生22人に新聞社の制作現場を伝えました。教員研修会に呼ばれ、4―6年生の国語や社会の教科書で、新聞が取り上げられている単元に沿いながら、実際の新聞社の様子を話しました。

5年生国語「新聞を読もう」で紹介されている通り、新聞のニュース記事は、第一段落に要約・まとめが書いてあります。この第1段落をリード文(前文)と言い、2段落目からは大事なことの順に書いていきます。新聞記者はこの書き方をたたきこまれます。6年生社会「歴史新聞をつくろう」で要約する力が大事になってくるのと同じです。5年生社会「くらしを支える情報」ではインターネット、テレビ、新聞…と各メディアの特徴が伝えられています。多メディア時代の中での新聞の実情を話し、いいところを使ってほしいと伝えました。

南日本新聞社で新聞ができるまでの映像(7分)も見てもらいました。資料として、新聞を活用するワークシート、新聞の良さを伝える池上彰さんや藤田晋さんの新聞記事を配布しました。5年担任の山之上和恵教諭は「新聞ができるまでの過程がより実感できた。新聞を参考にしながら、字数制限の中で要約する力、自分の考えを自分の言葉で伝える学習を実践していきたい」と話しました。

(角倉貴之)