いちき串木野市の神村学園専修学校日本語学科で12月18、19の両日、「よむのび教室」がありました。ネパールやインドネシアなどからの留学生約70人が参加しました。
前半は新聞の読み方やニュース記事の書き方などの解説を受けました。昔話「桃太郎」を題材に、ニュース記事の構成や、書き手の意図や見出しの付け方によって、同じ出来事でも印象が全く変わることを学びました。
後半ははがきサイズの原稿用紙を使い、自分や母国を紹介するミニ新聞「はがき新聞」づくりに挑戦しました。「はがき新聞」は理想教育財団が推進する学習法です。小さいサイズで小学校低学年でも手軽に取り組めるのが特長で、限られたスペースで読み手に伝えるため、要点を絞って書く力が身につきます。
参加した留学生はそれぞれ、自己紹介や出身国の料理や観光名所を紹介したほか、入試の小論文対策として、環太平洋連携協定(TPP)について自分の意見をまとめた学生もいました。