鹿児島市の甲南高校で1月18日、新聞のつくり方を学ぶ講座がありました。1年生321人が、南日本新聞の記者からポイントを学び、それぞれB4版の新聞づくりに取り組みました。
甲南高校では「総合的な学習の時間」を「W-KI(わっぜ甲南イノベーション)プロジェクト」と銘打って、課題研究に取り組んでいます。本年度の1年生は「食」「環境」「観光」「ビジネス」からテーマを一つ選び、前期はグループ研究、後期は個人研究をしています。最終的に、個人研究の内容を新聞形式でまとめ発表します。
18日はまず校内の「二甲記念館」で、新聞の基本的な構成や記事の書き方、著作権上の注意点などの全体指導を受けました。その後、テーマごとに教室に分かれ、個別にアドバイスを受けながら新聞の下書きを進めました。
「食」では伝統食品の現状、孤食、食品ロスなどについてそれぞれ調べました。「伝わる新聞」にするためにはどうすれば良いか、記者に質問しながら熱心に取り組んでいました。完成した新聞は2月15日に発表・評価が行われます。