枕崎市の枕崎小学校で8月21日、教職員を対象にした新聞の読み方講座があった。参加した教職員24人はワークショップなどを通じて、新聞の効率的な読み方や教育現場への活用法などを学んだ。
この日は南日本新聞社読者センターの担当者から新聞の読み方のコツや新聞記事の特徴などについて解説を受けた後、4人ずつのグループに分かれて「まわしよみ新聞」に挑戦した。
「まわしよみ新聞」では、3日分の新聞から各自が注目する記事を選び、選んだ記事からトップ記事を話し合いで決め、熱心にレイアウトや張り込み作業に取り組んだ。
有村沙耶香教諭は「初見の文章に数多く触れるには新聞が最適。新聞離れが進む中、新聞に触れる機会をつくる学校の役割は大きいと感じた」と話した。