校名由来の竹笛 歴史と澄んだ音色学ぶ 国分・青葉小4年生

(2020-06-30)
青葉の笛の音色を響かせる児童=霧島市国分郡田の青葉小学校
 霧島市国分郡田の青葉小学校で6月22日、校名の由来になった「青葉の笛」を学ぶ授業があった。4年生52人が地域に残る伝承とともに竹笛の作り方を教わり、澄んだ音色を響かせた。

 学校近くの日枝神社に自生する「青葉の竹」は、天智天皇の大隅国行幸の際に笛の材料として青葉を付けたまま献上されたという。源平合戦で散った笛の名手、平敦盛も愛用していたと伝わる。

 講師は、児童でつくる「青葉の笛同好会」を指導する黒田幸康さん(50)。青葉の竹を材料に「他の竹より節と節の間隔が長いから笛に向いている」などと解説し、笛作りを実演した。

 子どもたちは音出しにも挑戦。最初は苦戦したが、息の吹き方を工夫し、徐々に鳴らせるようになった。若松希咲さんは「地域の竹でできる笛が受け継がれているのは誇らしい。小鳥みたいにとてもきれいな音がする」と話した。