「達人の授業」教諭ら学ぶ 鹿児島市でセミナー

(2018-08-17)
白石範孝教授(左)の模擬授業を受ける中洲小学校6年生=鹿児島市の南日本新聞会館
 分かりやすい授業の方法を考える「国理セミナー 授業をどう変える? どう変わる?」が16日、鹿児島市の南日本新聞会館であった。明星大学の白石範孝教授(63)と筑波大付属小学校の佐々木昭弘教諭(58)が、同市の中洲小学校6年生39人を対象に、それぞれ国語と理科の公開授業を行った。県内外の小学校教諭71人が、子どもの理解を深める授業のこつを学んだ。
 佐々木教諭は「高さの違うろうそくをペットボトルに入れるとどちらが先に消えるか」を児童に予想させ、燃焼の仕組みや実生活との関連を考えさせた。白石教授は国語の教科書に登場する「スイミー」を題材に、物語のクライマックスをとらえ、作品の主題を読み取る授業を展開した。
 新聞記事や南日本新聞のワークシートを使った実践例や、説明文で学んだことを新聞形式でまとめる指導法の紹介もあった。武小学校の黒木香菜子教諭(49)は「1年生の担任をしており、高学年で力を付けるためには低学年からの積み重ねが大切だとあらためて感じた。日記の書かせ方も参考になった」と話した。
 セミナーは県内の教師でつくる初等教育研究会さくらじま支部と南日本新聞社読者センターが開いた。